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千鉄の家庭用3Dプリンターのメモ

2016.04.09 - 3D鉄道模型
まいど。

最近は家庭用3Dプリンターの導入を検討している千里鉄道です。

3Dプリンターは大きく分けて2種類あります。

 家庭用の主流である積層方式(FFF)と光造形方式(SLA)の2種類があります。
前者のFFFはその名のとおり、層を増やしていきますので、重ねるたびに跡が残るようになります。こちらはABSやPLAなどといった素材を使うことで造形をします。もっとも普及しているタイプのもので、最近では新品が5万円以下でも手に入るようになっています。
家庭用の3Dプリンターで主流な素材はABSとPLAです。
ABSはノズル詰まりが起こる心配はないですが、ノズルから出ると冷えて縮む性質があるみたいで、これも鉄道模型にはあまり向かないかもしれません。
PLAは反対にノズル詰まりが起こりやすいみたいですが、縮むことはほとんどないみたいです。しかしノズル詰まりが起こりやすいという理由には素材が関係しています。というのも60度で融けるので、低温で造形はできますが、その分素材も伸びやすく、結果として糸引きが残ってしまうみたいです。その分多少脆かったりします。簡単に言えばプラモのような熱が影響しないような環境では全く問題ないですが、熱が関係してくるとお勧めはできないみたいです。


 後者のSLAは光を照射して液体状態のレジンを硬化させて造形を行います。
いまは亡き東京(バナナ)堂がレジンを使い模型を作っていましたが、それと同様、時間がたつと収縮しちゃうみたいで鉄道模型にはあまり向かない素材と思います。(しかし積層ではないのでズレも心配なく細かいディテールは作りこめるみたいです。)


個人的に3Dプリンターで重視してるものは3つ。
・ 素 材 ⇒同上
・積層ピッチ⇒0.1mm以下がベスト。0.05mm以下だとまだまだ10万円台がザラです。
・造形範囲 ⇒大きければ大きいほどより大きな車体やオブジェクトが作れるので後々楽になります。

まだ自分自身もどっちを買うべきか悩んでいますが、高い確率でFFF方式のPLA造形ができるものになるとは思います。
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